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2020-12-04 令和2年第6回定例会(第2日)  本文
2020-12-04 令和2年第6回定例会(第2日)  名簿

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  1. 碧南市議会 2020-12-04
    2020-12-04 令和2年第6回定例会(第2日)  本文


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    2020-12-04 : 令和2年第6回定例会(第2日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長(新美交陽) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより令和2年第6回碧南市議会定例会第2日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(新美交陽) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において3番大竹敦子議員及び15番林田要議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長(新美交陽) 日程第2「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたしますが、2点、お伝えいたします。  まず、傍聴される方へお伝えしますが、今期定例会一般質問においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、議員が一部離席をすることがありますので、御承知おき願います。  また、各議員にお伝えします。ただいま御案内した趣旨をお酌み取りいただき、議席番号の奇数、偶数で交互の出席となるよう御協力をお願いします。  では、まず、議席番号の偶数の方、退席の御協力をお願いします。順次質問者の交代の都度、議席番号の奇数の方との出席交代をお願いします。  まず、鈴木良和議員一般質問を許します。 4 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 5 ◆議長(新美交陽) 13番。 6 ◆13番(鈴木良和) 皆さん、おはようございます。志政会の鈴木良和です。  議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に基づき、一問一答方式にて質問させていただきます。  執行部におかれましては、分かりやすい御答弁、よろしくお願いいたします。
     今回は、1件のみの質問となりますので、ひとつよろしくお願いいたします。  件名1、碧南駅周辺整備について。  (1)駅前広場銀行跡地等)予定地の整備について。  ア、駅前広場予定地の面積及び購入金額について。  碧南駅待合所及び待合所内のトイレが新設され、市民の方々、市外の方々が安心・安全、快適に使われていると思います。誠にありがとうございます。過去の一般質問でも伺ったかもしれませんが、もう一度、駅前広場の予定地の面積及び購入予定金額をお聞きします。 7 ◆建設部長中村正典) 議長、建設部長。 8 ◆議長(新美交陽) 建設部長。 9 ◆建設部長中村正典) 6月の定例会の経済建設部会におきまして、碧南駅西駅前広場拡張計画につきまして御報告をさせていただいているところでございますが、銀行跡地を含む全体の広場面積は、約2,200平方メートルでございます。  今回の拡張につきましては、名古屋鉄道株式会社をはじめ4件の権利者に対する土地購入及び物件移転補償が必要となります。  土地の購入費用につきましては、不動産鑑定評価を行い決定することになります。具体的な個々の金額は控えさせていただきますが、総額で1億円程度を見込んでおります。  なお、物件移転補償費等の金額につきましては、現在、委託業務を発注しているところでございまして、算定中でございます。  これらの土地購入費物件移転補償費につきましても、社会資本整備総合交付金の対象となりますので、4割が国費で充当される見込みでございます。 10 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 11 ◆議長(新美交陽) 13番。 12 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございます。  このような広い土地が今後生まれてくると思います。本市が整備後、この広場をどのように土地活用されていかれるか、また、地元住民の皆様がマルシェなど開催できる場所、地元中区、祭礼時に山車を一時展示するスペースとしての活用があると考えますが、本市のお考えをお聞きします。 13 ◆建設部長中村正典) 議長、建設部長。 14 ◆議長(新美交陽) 建設部長。 15 ◆建設部長中村正典) この駅前広場の拡張につきましては、現在、ふれんどバスやくるくるバスなどと送迎用の一般車両などが錯綜しておりまして大変危険な状態となっておりますので、バス専用の乗降場や障害者乗降場を設け、送迎用の一般車両との分離を図ることでより安全で利便性の高い駅前広場とするものでございます。  整備状況といたしましては、今年度の9月には碧南駅待合所を含むシェルターやトイレ、10月には駅南広場も供用開始をしているところでございます。  現在は、碧南レールパークへと接続する通路部分の整備工事を行っており、年度内には完成の見込みでございます。  来年度以降につきましては、駅南駐輪場バスレーン、ロータリーなどの整備工事用地買収建物補償などを順次予定しているところでございます。  御質問のマルシェや山車の展示につきましては、待合所南駅南広場の活用が考えられます。また、碧南駅待合所においても、碧南市の特産品などの展示や周辺観光施設のPR、地区のイベントなどにも活用できるよう開放的なスペースとしております。  利用方法等につきましては、具体的な提案がありましたら協議をしてまいりたいと考えております。 16 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 17 ◆議長(新美交陽) 13番。 18 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございました。地区の皆さんとともに、この事業が築かれていかれますよう、よろしくお願いいたします。  続いて、ウ、駅南側整備新規駐輪場の計画及び進捗状況について。  駅西側駐輪場は、ボランティアの皆様により自転車が整理され、また、放置された自転車なども整理されています。ボランティアの皆さん、いつもありがとうございます。  そこで、増設される駅南側新規駐輪場の計画及び進捗状況についてお聞きします。 19 ◆建設部長中村正典) 議長、建設部長。 20 ◆議長(新美交陽) 建設部長。 21 ◆建設部長中村正典) 駅南の新規駐輪場につきましては、今年度整備する通路と並行する形で名鉄敷地内に設置することで決定をしております。令和3年度以降で整備をしたいというふうに考えております。  現在、碧南駅には732台の駐輪場が確保してございますが、駅舎建て替えに伴い、名鉄から駐輪場の一部の返還を求められており、協議の結果、南側に275台分を確保することになったもので整備するものでございます。これにより、北側に580台、南側に275台の合計855台の駐輪場を確保できるものと考えております。 22 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 23 ◆議長(新美交陽) 13番。 24 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございました。  この駐輪場が新しくなってから、また、その南側、源氏橋までの、まだ多分、将来的にはレールパークの延長計画もあると思いますので、そこのところも今後よろしくお願いいたします。  (2)碧南駅前線道路拡幅進捗状況について。  ア、駅前線道路拡幅事業進捗状況について。  道路拡幅に伴い関係する建物が徐々になくなってきています。景色も結構変わってきている状態でございます。そこで、駅前線道路拡幅事業進捗状況についてお聞きします。 25 ◆建設部長中村正典) 議長、建設部長。 26 ◆議長(新美交陽) 建設部長。 27 ◆建設部長中村正典) この碧南駅前線道路拡幅事業には、土地の権利者が26名、建物等の補償の権利者が42名おりまして、土地と建物補償、重複がございますので対象者としては50名となっております。拡幅事業につきましては御理解をいただいているという状況でございます。  昨年度より用地交渉を開始いたしまして、現在、契約済みは、土地の購入が6件、建物補償が14件でございます。  土地の収用の進捗状況としては、面積割合で13.4%となっております。 28 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 29 ◆議長(新美交陽) 13番。 30 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございました。  続きまして、イ、道路拡幅に際し、住民、商店街との話合いについて。  昭和の時代からの要望が現実になってきます。しかし、住民の皆さんは、事業の経験がなく、どのようにしたらよいまちづくりができるのか、また、地域再生の取組、有効活用を模索していかれると思います。官民連携が鍵になると思いますが、本市のお考えをお聞きします。 31 ◆建設部長中村正典) 議長、建設部長。 32 ◆議長(新美交陽) 建設部長。 33 ◆建設部長中村正典) この碧南駅前線拡幅につきましては、過年度より駅前通の商店街振興組合や発展会、地元の区長さん、それから学校関係者の皆様、大浜にぎわいづくり実行委員会の皆様など多くの方から強い要望を受けておりまして、長い年月がかかりましたが、ようやく拡張事業へと着手できたところでございます。  このような中で土地や建物の権利者を対象に地元説明会を平成31年1月に開催しておりまして、この中に駅南駅前通発展会様も対象となっております。  この説明会では、収用事業決定の経緯や計画の御説明を申し上げ、この場で皆様から活発な御意見をいただきまして、その後の計画に反映をさせていただいております。  また、この説明会直後から権利者の皆様のお宅に戸別訪問をさせていただきまして、事業の説明をさせていただいております。  さらに、平成31年の4月には第2回目の説明会を開催し、具体的な図面をお示ししたところでございます。  令和元年5月以降につきましては、個別の収用の希望時期等の聞き取りを行いながら、8月からは現地測量、境界立会、建物等の物件調査など、その都度、皆様とのお話合いを重ねていただきながら、令和2年の2月下旬頃から具体的な交渉をさせていただいているところでございます。  とりわけ、碧南駅前通発展会など沿線で商売を行っていただいている方々につきましては、残地の土地利用などについて、今後の商店街の発展や地域の振興のために顔の見える関係を築くとともに、親身に相談を受けてまいりたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。 34 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 35 ◆議長(新美交陽) 13番。 36 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございました。  やはり、どうしても未経験な人たちなものですから、どうしてもどういうふうにしたらいいかと、あと、いろんな要望等が出てくるかもしれません。その節は、どこどこにちょっと見にいったりだとかアドバイスを、プロの方たちと思いますものですから、よく御相談していただいて、本当に部長が言われた真摯に膝を交えて話し合っていかれますよう、よろしくお願いいたします。  続きまして、ウ、道路拡幅工事に関する今後の予定についてお聞きします。よろしくお願いします。 37 ◆建設部長中村正典) 議長、建設部長。 38 ◆議長(新美交陽) 建設部長。 39 ◆建設部長中村正典) 道路拡幅工事につきましては、全ての用地を取得した後に工事を行うということになります。このため、令和2年度から令和5年度までに物件補償及び用地取得を行いまして、その後に工事に着手します。令和8年度のアジア競技大会に間に合うように工事を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 40 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 41 ◆議長(新美交陽) 13番。 42 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございました。  やっぱりアジア大会という、2026年、控えていますもんですから、それまでにはきちんと整備されていかれたほうが、いろいろ地域の人たちも盛り上がって、碧南のビーチバレー大会ですかね、予定されていると思いますけど、それが成功の1つとして皆さんが盛り上がっていける地区になるといいなと思っていますので、ひとつ御協力のほう、よろしくお願いいたします。  続きまして、(3)織布跡地の活用について。  バブル崩壊以降、廃業や生産拠点の統廃合、さらに、海外への移転などで数多くの国内工場が閉鎖されてきました。工場跡地は貴重な資源と言えるが、工場撤退後のまちづくりに苦労している自治体も多いと言われています。本市においても、織布跡地を取得後の活用については、いまだ進展していない状況であります。本市のお考えをお聞きしたいと思います。  まず、ア、織布跡地の面積と購入金額についてお伺いいたします。 43 ◆総務部長奥谷直人) 議長、総務部長。 44 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 45 ◆総務部長奥谷直人) この織布工場跡地は、昭和63年3月から土地開発公社が先行取得した用地で、面積は約3,849平方メートル余、購入金額は3億6,357万7,737円でございます。 46 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 47 ◆議長(新美交陽) 13番。 48 ◆13番(鈴木良和) ありがとうございました。  続いて、イ、購入目的についてお聞きします。 49 ◆総務部長奥谷直人) 議長、総務部長。 50 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 51 ◆総務部長奥谷直人) 当初、碧南駅前一帯の区画整理事業を行うため土地開発公社が先行取得いたしましたが、区画整理事業の計画がなくなり、現在は、ちびっこ広場大浜保育園職員駐車場などで活用しているところでございます。 52 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 53 ◆議長(新美交陽) 13番。 54 ◆13番(鈴木良和) ありがとうございます。  続きまして、ウ、この織布跡地の土地、表面上の土地というか地中内の状況等についてお聞きします。  工場跡地の再活用、流動化を進める上で重要なことは、土壌汚染等環境対策が必要と言われています。地表、地中内の状況についてお聞きします。 55 ◆総務部長奥谷直人) 議長、総務部長。 56 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 57 ◆総務部長奥谷直人) この工場跡地の用地につきましては、平成26年2月にゲートボール場を整備する際に工場の基礎のような構造物が地中に確認されたため、平成29年度及び30年度にその周辺の用地を試掘調査したところ、基礎の一部と思われますがコンクリート構造物等が残置されていることが確認できました。このため、平成30年度から、この残置された構造物の撤去、処分をしており、今年度で完了する予定でございます。撤去、処分作業を進めていることから、現時点では、土地開発公社として土壌の有害物質調査及びボーリング調査は実施しておりませんが、土質調査等につきましては、今後この土地の利活用方法が決まってくる段階において、問題が起きないように必要に応じて実施したいと考えております。 58 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 59 ◆議長(新美交陽) 13番。 60 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございました。  次のエでもちょっと関係することかもしれないんですけど、駐車場等で使うんでしたら、下に、正直言って、土壌が多少あってもアスファルトでひいちゃえば分からないんですけど、保育園だとかそういう子供さんやなんかが遊ぶに対して、下に汚染等があると、また後々、過去にいろんなところで問題が発生しているところもございますもんですから、後々問題が起こらないように、そこのところをきちんとよろしくお願いいたします。  続きまして、エ、過去にどのような利活用計画案があったのかお聞きします。 61 ◆総務部長奥谷直人) 議長、総務部長。 62 ◆議長(新美交陽) 総務部長
    63 ◆総務部長奥谷直人) 駅周辺の区画整理事業の計画がなくなった以降は、先ほども申し上げましたが、ちびっこ広場大浜保育園職員駐車場など公共的な利用をしている状況もあり、民間事業者からこの土地を利活用したい旨の御相談などはございません。  また、碧南駅前線拡幅に伴う代替地としての利用の考えはありましたが、公共施設用地としての活用も含め、現在まで具体的な利用計画案はございません。 64 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 65 ◆議長(新美交陽) 13番。 66 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございました。  続きまして、オ、今後の土地利活用計画案について。  跡地活用については、新たな進出企業を待つという受け身の姿勢ではなく、地域コミュニティー再生に向けた自発的な取組が求められると思います。本市の今後のお考えをお聞きします。 67 ◆総務部長奥谷直人) 議長、総務部長。 68 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 69 ◆総務部長奥谷直人) 過去の答弁の繰り返しになりますが、この用地は面積が大きく碧南駅にも近いこと、今後、駅前線及び駅前広場整備も進む中で、この地域のまちづくりに大きく関係すると考えております。  また、旧織布工場跡地から直接駅前線へ接道し利用ができるようになれば、この土地の利便性や価値が大幅に向上すると考えております。このため、駅前線の道路拡幅事業の用地交渉を行う中で地権者様の意向を確認しておりますが、取得するまでには至っていない状況ではございます。引き続き、対象となる地権者様と用地交渉を進めるとともに、市有財産利活用基本方針に基づき活用方法や取得費用、売却費用等、費用対効果などを総合的に考慮する中で、この跡地の最適な利活用について検討していきたいと考えております。 70 ◆13番(鈴木良和) 議長、13番。 71 ◆議長(新美交陽) 13番。 72 ◆13番(鈴木良和) 御答弁ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。  跡地活用を進める上で、用途上の制約や周辺環境への配慮といった点が跡地活用のネックの1つになっていないだろうかと思ってしまいます。もし制約等があれば、それを緩めることも考えていかなければならないと思います。  跡地活用は、官民連携が鍵になると考えております。私も、過去、18期の4年間、駅前と駅前広場と、この跡地をずっとやってきましたものですから、また19期に向かって、ずっとやっていきたいと思いますので、成果が出るように動いていただきたいと思います。今後も道路拡幅と跡地を官民で協力して進めていっていただきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。  早いですけど、以上で質問を終わります。執行部におかれましては、前向きな御答弁、ありがとうございました。 73 ◆議長(新美交陽) 以上で、鈴木良和議員一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 10時 25分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 10時 40分 再開) 74 ◆議長(新美交陽) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、小池友妃子議員の一般質問を許します。 75 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 76 ◆議長(新美交陽) 11番。 77 ◆11番(小池友妃子) こんにちは、みらいクラブの小池友妃子です。  議長より発言の許可をいただきましたので、一問一答方式にて質問をさせていただきます。  本題に入ります前に、一言御礼を申し上げます。9月の一般質問において、公式LINE導入及びオンラインによる相談や書類の手続事業の導入についてを次回一般質問させていただきたいとお伝えしましたが、今回本件に関する内容が議案上程されておりました。早急な御対応に感謝申し上げます。議案上程された関係上、一般質問できませんので、可決されることを願い、今回は社会的居場所についてお聞きいたします。  では、一般質問に入ります。  2,153人、これは何の数字だと思いますか。警察庁が発表した10月の自殺者数です。男性は、前年同月比で21.3%増えて1,302人、女性は、前年同月比で何と82.6%増えて851人も増加していました。10月単月で2,153人もの人が自殺をしています。これは、厚生労働省がまとめた11月27日までの日本の新型コロナ死者数2,087人を上回っています。  また、厚生労働省が発表した統計によりますと、小中学生と高校生の自殺者は、今年の4月から10月までで246人と、昨年と同じ時期より58人、おととしの同じ時期よりも42人多くなり、大変深刻な問題になっています。  私は、碧南で生きていてよかったと感じ合える場をみんなで一緒につくっていくと決め、日々議員活動をさせていただいております。今回、新型コロナ感染症が流行したことにより、子供たちの社会的居場所がどうなっているのかということと、生きづらさを感じている人々の社会的居場所が、ここ碧南にあるのかということについて質問をさせていただきます。私が問わせていただく社会的居場所とは、1人になりたいときに1人になれ、物事に熱中できる場所としての個人的居場所ではなく、自分の弱味を見せることができたり自分のアイデンティティーが認められたりなど、人間関係を基盤とする居場所です。  それでは、(1)義務教育中の子供たちの居場所についてです。  文部科学省は、令和2年3月2日に各都道府県知事宛てに、新型コロナウイルス感染症防止のための小学校などの臨時休校に関連した放課後児童クラブ等の活用による子供の居場所の確保について依頼をされました。そして、我が市は、いち早く対応してくださったと認識しております。  そこで、アとして、臨時休校時の子供たちの居場所についてです。  児童クラブ、放課後等デイサービス及び保護者のやむを得ない事情により自宅で過ごすことが困難な小学生の児童などを対象とした自主登校教室が、どのように対象の子供たちの居場所として対応されていたのかをお聞かせください。  それでは、(ア)児童クラブについてお聞かせください。 78 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 議長、福祉こども部長。 79 ◆議長(新美交陽) 福祉こども部長。 80 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 臨時休校中の児童クラブにおきましては、開所時間を夏休みなどの長期の休みと同様に午前7時半から午後7時までとし、児童への感染予防対策として、マスク、検温、手洗い、うがいを徹底するとともに、指導員による清掃、アルコール消毒の徹底、換気、必要に応じた加湿、除湿、空気清浄機を利用するなど、生活環境に配慮しながら児童の受入れを行いました。  コロナ禍においても、いたずらに恐怖感や不安感を助長することのないよう、できるだけ今までのクラブでの生活リズムを崩すことなく児童と児童が安全な距離で宿題や遊びができるよう配慮し、児童の様子を注意深く見守りつつ、できるだけ寄り添うように接してまいりました。  また、感染予防のため保護者には可能な限り御家庭で過ごすことができるよう考慮をしていただき、どうしても都合がつかない児童について御利用いただくよう呼びかけをさせていただきました。その結果、お仕事の都合をつけていただいたり中高生の御兄弟や祖父母の御協力によりおおむね半分の児童が利用を控えていただくことで、より安全な環境で運営を行うよう心がけてまいりました。  以上です。 81 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 82 ◆議長(新美交陽) 11番。 83 ◆11番(小池友妃子) ありがとうございます。  以前、指導員の方から、保育園ではみんなで楽しく向き合って給食を食べていたのに、お弁当やおやつの時間にお友達と向かい合わせで楽しくおしゃべりをしながら食べることができなくなり悲しくて泣けてしまった新1年生の子がいたとお聞きしたことがあります。そのときその指導員の方は、その子の気持ちが落ち着くまで、そっとそばに寄り添っていたとお話をしてくださいました。その話を聞いたとき、何だかとっても温かい気持ちになれました。  毎日、娘のお迎えで感じるのは、指導員の方たちは、コロナだからどうこうではなく、常に子供たちの様子を見守り、何かあれば子供たちの気持ちに寄り添ってくださっているということです。ありがとうございます。  では、(イ)放課後等デイサービスについてはいかがでしょうか。 84 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 議長、福祉こども部長。 85 ◆議長(新美交陽) 福祉こども部長。 86 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 放課後等デイサービスなどの障害児通所事業につきましては、厚生労働省の通知において、感染対策を十分に行った上で、原則、事業を継続するよう求められました。その上で、障害福祉サービス等の報酬、人員、施設、設備、運営基準に係る柔軟な取扱いが認められたところであります。  本市では、国の通知に基づき保護者からの相談に応じ、必要な方には支給量を増やすなどの対応をしたほか、感染が心配で事業所に通えない児童に対しましては事業所による電話等での支援も認め、できる限り児童に影響が出ないように努めてまいりました。  4月以降は、休校措置が全国一律的な実施ではなく都道府県ごとによる判断措置であったため、柔軟な取扱いの可否につきましては市町村に判断が委ねられました。しかし、本市では、臨時休校終了時まで柔軟な取扱いを継続したところであります。結果、通所を望む児童、保護者におかれましては、希望どおりの対応ができたものと認識をしております。  以上です。 87 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 88 ◆議長(新美交陽) 11番。 89 ◆11番(小池友妃子) ありがとうございます。  幾つかの事業所の方にもお話をお伺いしました。碧南市は対応が早かったので、一人一人通所している児童の保護者と話し合い、支給量を増やしたり家庭で見守る選択をしたりと、その児童に合った対応で、子供たちが不安にならないように子供たちの居場所をきちんとつくることができたとお聞きしております。  現在も急に支給量を元に戻すのではなく、柔軟にその児童に合わせた対応をしているとお聞きしております。また、感染が心配で事業所に通えない児童に対しては、電話やオンラインを使っての支援も行ってくださったともお聞きしております。ありがとうございます。  では、(ウ)自主登校教室についてはいかがでしたでしょうか。 90 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 91 ◆議長(新美交陽) 教育長。 92 ◆教育長(生田弘幸) 共働きの家庭など臨時休校中に保護者が対応することが難しい児童の居場所を確保するために、市内の7小学校全てで自主登校教室を設置しました。希望する児童は、安全確保のために保護者の送迎で登下校をし、自主学習や読書を中心にお弁当を持参して一日過ごすことのできる自主登校教室を臨時休校期間中、開設しておりました。  以上です。 93 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 94 ◆議長(新美交陽) 11番。 95 ◆11番(小池友妃子) ありがとうございます。  臨時休校中に自主登校教室を利用されたお子さんのいらっしゃる保護者の方とお話もさせていただく機会がありました。子供が学校から帰ってくるまでの間だけパートで働いているので、これまで夏休みしか児童クラブに子供を預けておらず、今回、児童クラブが利用できないので心配をしていましたが、自主登校教室をすぐに設置してくださったのでとても助かったと感謝をされていました。しかし、教室に通う子供の数が少なく、低学年の児童で通えなくなってしまった子もいたとお聞きしております。今後もまた開設しなくてはいけない状況になりましたら、自主登校の教室が子供たちにとってより安心できる居場所となるよう、さらなる御配慮をお願いいたします。  次に、イ、学校再開してからの子供たちの居場所についてです。  学校再開は、分散登校から始まりました。不登校傾向の子供たちも通学をすることができ、再開当初は不登校の子供たちが減ったともお聞きをしております。  しかし、分散登校が終わり、一日の授業数も増え、子供たちにとって少しハードな学校生活となりました。  そんな中で、まずは児童クラブ、放課後等デイサービスが、学校が終わってからの居場所としてどのような対応されていたのかを質問させていただきます。  (ア)児童クラブについてはいかがでしたでしょうか、お聞かせください。 96 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 議長、福祉こども部長。 97 ◆議長(新美交陽) 福祉こども部長。 98 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 6月より、小学校の通常登校に伴い児童クラブも通常運営を行っています。児童への感染予防対策として、引き続きマスクの着用、検温、手洗い、うがいの徹底を行い、児童に寄り添い、安全に配慮しつつ受入れを行っています。  現在は、通常どおり全ての児童を希望に添って受入れを行っていますが、今後の状況の変化により必要と判断をさせていただいた場合は、通所の自粛等の御協力をお願いするといったことも検討してまいりたいと思っております。  以上です。 99 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 100 ◆議長(新美交陽) 11番。 101 ◆11番(小池友妃子) 続きまして、(イ)放課後等デイサービスについてはいかがでしたでしょうか。 102 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 議長、福祉こども部長。 103 ◆議長(新美交陽) 福祉こども部長。 104 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 放課後等デイサービスなどの障害児通所事業については、6月以降の学校再開後は、臨時休校前の運用となりました。  学校が再開されたことによるお子さんの反応は様々であったとは思いますが、大きな混乱は聞いてはおりません。  なお、その後、再び感染者数が増加傾向となったことに伴い、8月からは児童通所事業所に対して、市の判断で、個別の事情がある場合は電話等を活用した在宅でのサービス提供を認める柔軟な取扱いを現在もしているところであります。  以上です。 105 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 106 ◆議長(新美交陽) 11番。 107 ◆11番(小池友妃子) では、次に、(ウ)不登校及び不登校傾向の子供たちへの対応についてお聞きいたします。  日本教職員組合は、8月31日から9月14日に、コロナ禍が学校の教育課程に与える影響を調査いたしました。その結果によると、再開後や夏休み明けに全国で不登校や保健室への登校が増えたところが2割もありました。  碧南市では、教室ではなく心の教室などで過ごしたり、適応指導教室であるほっぷ倶楽部で過ごしたり、そして、自宅等で過ごしている子供たちが、それぞれの居場所で過ごすためにどのように対応してこられたのかをお聞かせください。 108 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 109 ◆議長(新美交陽) 教育長。 110 ◆教育長(生田弘幸) 臨時休業期間中、子供たちの様子が大変気になっておりました。各学校では、宿題などを各家庭に配付しながら、できる範囲で子供たちの様子を把握する努力をしてまいりました。  学校再開後、各学校において子供たちの心のケアを考え、アンケートや個別面談を実施しました。その中で、休業期間中に困ったことや不安に感じたことなどの把握に努め、子供たちが安心をして学校生活を送ることができるように取り組んでまいりました。  現在、コロナ禍でも徐々に日常の生活を取り戻し、授業も感染対策を講じつつ進めております。  不登校児童生徒につきましては、昨年度の同時期に比べ増加しております。原因は多岐にわたっておりますが、その中には、コロナ禍による学校の臨時休校によって生活習慣が崩れたことによって不登校となってしまった児童生徒が数名おります。これらの児童生徒も含め、小中学校は、家庭との連携を図りながら登校に向けて対応をしております。段階的な登校を進めるために、各校の心の教室や市適応指導教室への登校を促したりしております。
     また、各校のスクールカウンセラーや心の教室相談員と連携をしながら、心のケアや居場所づくりに努めております。  以上です。 111 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 112 ◆議長(新美交陽) 11番。 113 ◆11番(小池友妃子) ありがとうございます。  不登校や不登校傾向にある子供たちの中には、学校には長期間行けないけど、お友達との交流や習い事には行けたりと、社会参加はできている子もいます。行きたいと思う場所へは子供たちは行きます。自分だったらどんな学校であれば行きたいと思うのかを親の私たちも、そして、子供たちに関わる学校関係者の皆様も、いま一度子供の目線に立ち、心で感じてみると、その答えはおのずと出てくるのではないかと思います。  ここまでは、義務教育中の子供たちの居場所についてお聞きをしました。今回確認をしなかった園や小中学校内でのこと、また、外国から来た子供たちのことにつきましては、どのような状況下で過ごしていたのかということを9月議会でほかの議員の質問に対して御答弁をいただいておりましたので、ここでは確認をいたしません。今後とも、子供たちの成長過程においてのそれぞれの居場所が、子供たちにとって安心でき、そして、楽しめる場所であるよう、よろしくお願いします。  さて、ここ数年、私のところには、義務教育期間だけではなく、高校生の不登校や職場でのトラブル、あるいは、隣人トラブルなどにより引き籠もってしまったという相談が増えてまいりました。  ひきこもりは、6ヵ月以上学校や会社に行っていない状態を示します。家族以外との交流をほとんど持たず、社会参加することが厳しい状態になります。準ひきこもり群でも、趣味の用事程度、狭義のひきこもり群でも、コンビニに出るぐらいで、人との交流をほとんど持ちません。家族とさえ交流を持たないこともあり、年齢層も幅広いです。  そこで、(2)生きづらさを感じている人たちの居場所についてです。  コロナ禍の中、生きづらさを感じ悩んでいる人が急増しています。名古屋市では、子ども・若者総合相談センターが、そういった若者の支援拠点として、金山ブランチを昨年オープンしました。8月に私も大竹議員と視察に行き、お話を伺ってきました。  WiFi完備の休憩所や自習用のスペース、大小10種の相談室が無料で使え、1人で来ても落ち着ける居場所や、親身に話せる相談員や友人を見つける出会いの場など、一人一人のペースに合わせた支援をしています。市民からも、名古屋市が取り組んでいるような施設が碧南市にも欲しいと要望もいただいております。  そこで、調べたところ、碧南市では、心が疲れている、居場所をつくりたい、話を聞いてほしいなどゆっくりと自分のペースで過ごせる居場所として、ころころがあります。  そこで、ア、心身障害者福祉センター内ころころについてお聞きいたします。  まずは、(ア)事業内容についてお聞かせください。 114 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 115 ◆議長(新美交陽) 市長。 116 ◆市長(禰宜田政信) ころころは、碧南福祉センターあいくる内にございまして、碧南市の指定管理制度の下、社会福祉協議会が指定管理者として管理運営をしている碧南市心身障害者福祉センターの事業の1つでございまして、障害をお持ちの方やひきこもりの方々が社会とのつながりを持つための最初の一歩である社会的な居場所を提供するものでございます。  ここは、いつでも誰でもゆっくりと自分のペースで過ごしていただける場所で、月曜日から金曜日まで開設をしておりまして、毎週木曜日にはイベントを実施しております。  ころころそのものは、あくまでも居場所としての役割ですので、運営スタッフは訪問活動はしておりませんが、地域のボランティアの方や社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉協議会の職員などが随時相談に応じており、御家族からの相談にも対応しております。また、相談内容により福祉課等の相談機関へつなぐ役割も担っております。 117 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 118 ◆議長(新美交陽) 11番。 119 ◆11番(小池友妃子) それでは、(イ)利用状況についてお聞かせください。 120 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 121 ◆議長(新美交陽) 市長。 122 ◆市長(禰宜田政信) 令和元年度の実績を申し上げます。  木曜日のイベントは49回開催をいたしまして、延べ669名の方に参加をしていただいております。イベントがない日も、日によりまちまちでございますが数名の方が利用されておりまして、10名を超える方が利用された日もございます。 123 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 124 ◆議長(新美交陽) 11番。 125 ◆11番(小池友妃子) ありがとうございます。  先日、ころころを視察し、担当職員の方とお話しをしてきました。まずは、多くの皆さんに、みんなの居場所としてころころがあるということを知ってほしいとお話しをされていました。  ころころは、誰でも利用できる場所です。70歳以上の方で定期的に来られている方もいるとお聞きしております。ここでは、パソコンを利用したり、料理をしたり、お昼寝をしたり、運営スタッフさんとお話しをしたりと、一人一人が自分のペースで利用されています。ぜひ1人でも多くの人が利用できるように、告示活動に力を入れていただきたいと思います。  さて、ころころを利用できる人はよいのですが、重度で家からなかなか出ることができない方のほうがたくさんいらっしゃると思います。とはいえ、どこにいらっしゃるのかは、どなたかが連絡をしてくれないと分かりません。  金山ブランチでは、人とうまく話せない、働きたいけど社会に出ることが怖いなど様々な悩みをお持ちの子供、若者とその保護者の方に、より気軽に相談していただけるようLINEによる相談も行っております。このLINE相談は、来所や電話では相談に結びにくい若者の早期発見、早期介入をし、リアル相談につなぐ効果が出ております。  そこで、イ、オンラインを活用した相談窓口についてです。  SNSを活用して、当事者だけでなく、様々な悩みを持つ人たちを早期発見できるようにしていくことも大切なことだと思います。ひきこもりの方は、先ほども申しましたように家族以外との交流をほとんど持ちません。家族とも持たない方もいらっしゃいます。待つだけではなく、相談がしたくてもできない人のそばにまで近づいていき、そっと寄り添い支援していただくことが、社会に再び出られるようになる一歩となります。そのためにも、ぜひ相談窓口として、ハードルが低いLINEなどSNSの活用を考えていただきたいのですが、いかがでしょうか。 126 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 127 ◆議長(新美交陽) 市長。 128 ◆市長(禰宜田政信) LINE等、SNSを活用した相談窓口の設置につきましては、関係相談機関と協議し、できることから実施していきたいと考えております。  なお、対面や電話での相談が難しい方は、市ホームページからメールサービスによる相談を行うこともできますので、御活用いただければと思います。  また、ひきこもり問題に対する市の対応としましては、令和元年度に庁内の関係各課が連携をし、プラットフォームと呼ばれるひきこもり支援体制を整えております。そこでは、庁内の関係各課と社会福祉協議会、保健所などの公的機関や、知立若者サポートステーションなどの民間団体とが連携をいたしまして、必要な方に必要な支援が届くよう体制を整備しておるというものでございます。 129 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 130 ◆議長(新美交陽) 11番。 131 ◆11番(小池友妃子) SNSを活用した相談窓口の設置をできることから実施していただけるということで、大変うれしく思います。ありがとうございます。  現在、対面や電話での相談が難しい方は、市ホームページからメールサービスによる相談を行うということもできるということですが、市ホームページを確認したところ、どこから相談したらよいかとても分かりにくいです。市のトップページを見たら相談窓口がすぐ分かるようにしていただけないでしょうか。 132 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 133 ◆議長(新美交陽) 市長。 134 ◆市長(禰宜田政信) 市のトップページからということになりますと、トップページ、めちゃくちゃ混雑しますので、何もかも入れるということになりますので、これはリンクボタンの設置など、分かりやすく相談先につながるページ構成をするようにいたします。頑張ります。 135 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 136 ◆議長(新美交陽) 11番。 137 ◆11番(小池友妃子) ありがとうございます。リンクボタン等があると分かりやすいですね。ぜひ市長、よろしくお願いします。  先日、NPO法人いまからが運営している知立若者サポートステーションへお伺いしました。ここでは、厚生労働省の委託事業として就労支援を行っており、この支援を碧南市と連携し無料支援されています。非常にありがたいことです。しかし、先ほども申しましたが、生きづらさを感じ、自分の部屋から出られない人のほうが多いのです。  以前伺った市内にある就労支援B型事業所に、30年間自分の部屋から出られなかった方がいました。事業所の方が、その方の心の中を知りたいと思い寄り添い続けたことで、就労支援B型事業所へ段階を踏みながら一歩ずつ出てくることができたとのことでした。事業所の方にお聞きしたところ、時間はかかりますが、何十年も引き籠もった方でも、家族をはじめサポートをする人や地域が諦めずに一緒に学んでいくことで、少しずつ社会に出ることができ、社会性も身についてくるそうです。  また、NPO法人いまからの方も言っていました、自分の話を引き籠もってしまった子に聞いてもらいたいときは、聞いてほしいと同じ目線に立って頼む、そして、その子が話をしているときは、口を挟まず、学ぶ姿勢を持ちながら、ただ聞く、そういった認めてもらえる場所をつくることが大切なんですと。  ぜひ、碧南市で、自分の社会的居場所が見つからず自ら命を絶つ人が出ないよう、行政として今すぐ取りかかるべき問題を当事者の立場に立っていま一度考え支援強化に努めていただきたいと強く要望し、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 138 ◆議長(新美交陽) 以上で、小池友妃子議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 11時 12分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 25分 再開) 139 ◆議長(新美交陽) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、神谷悟議員の一般質問を許します。 140 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 141 ◆議長(新美交陽) 16番。 142 ◆16番(神谷 悟) 皆さん、おはようございます。市民クラブの神谷悟です。  議長からの発言の許可をいただきましたので、通告書に基づき、一問一等方式により一般質問をさせていただきます。  執行部の皆様方におかれましては、前向きで分かりやすい御答弁をよろしくお願いいたします。  早速、質問に入らせていただきます。  件名1、新型コロナウイルス感染症から見えてきた今後の本市の取組についてです。  愛知県内の感染状況は、第2波が落ち着きを見せ、9月18日から警戒領域で推移してきましたが、10月下旬から新規感染者数が増加が始まり、接客を伴う飲食店、職場や大学でのクラスターが相次いで発生し、11月19日には過去最多の219人に達するなど大変厳しい状況が続いており、警戒レベルに当たる感染状況の指標を、厳重警戒へと、1段階引き上げました。  新型コロナウイルス感染拡大に伴い、新しい生活様式が提唱されるなど影響の長期化も懸念されています。  そうした中で、今、注目されている考え方が、ウィズコロナの社会、新型コロナウイルスと共に生きることを前提に私たちの暮らしの形そのものを変えていこうというのです。ウィズコロナの新しい社会がどう変わり、どう生き残っていくのか、模索をしながら社会全体が動き始めていると感じます。  今回の質問は、ウィズコロナ、アフターコロナの時代へと転換される中、コロナ禍の影響で見えてきた問題点や今後の取組が必要である点などを中心に質問をさせていただきます。  まず、(1)高齢者支援策についてです。  本市においては、5月の中旬より順次市の施設を再開させ、いつまでも元気でいられるように健康寿命の延伸を目的とする事業を同時に再開していますが、コロナ禍により高齢者の方々は外出を控えている傾向にあると思います。高齢者の外出頻度の減少や、人との関わり合いが減少することにより認知症の進行や発症が懸念されますし、外出自粛の影響により運動や買物がしづらくなり、偏った食事になりやすく、栄養状態が不十分になることも考えられます。  また、高齢者やフレイルの方が外出を控え歩くことが少なくなると、筋肉の質や量がさらに低下してしまうなど、介護予防などの観点からは負のスパイラルに陥ると、私自身、心配しています。  そこで、ア、介護予防、外出支援についてお伺いします。  (ア)現在の状況と問題点等あれば、お聞きします。 143 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 144 ◆議長(新美交陽) 市長。 145 ◆市長(禰宜田政信) 高齢者の外出状況といたしまして、まず、老人クラブの活動につきまして、市老人クラブ連合会の主催する事業で、6月から9月の開催で多数の参加者が予定をされたゲートボール大会、レクリエーションピンポン大会、ペタボード大会が中止となりました。  10月には歩け歩け大会、グラウンドゴルフ大会、11月には老人福祉大会が開催をされ、マスク着用や人との間隔を空けるなどの感染防止対策を徹底する中で、従来の活動も行われるようになってまいりました。  また、入浴サービスにつきましては、6月から高齢者元気ッス館、あおいパーク、サンビレッジ衣浦の浴室を再開しております。定員の半数程度に入場制限を行いまして、利用者には氏名と連絡先を記入していただいております。  入浴サービスの最近の利用状況でございますが、10月の利用者数では、高齢者元気ッス館が延べ4,534人で前年同月比1,223人、21.2%の減、あおいパークが延べ2,079人で前年同月比385人、15.6%の減、サンビレッジ衣浦が延べ6,657人で前年同月比608人、8.4%の減といずれも前年に比べて減少しておりますが、再開後徐々に増加をしてきているという状況でございます。  筋トレルーム60につきましては、3ヵ所ともに7月28日から予約、入替制として再開をしております。10月の利用状況は、高齢者元気ッス館が延べ524人、あおいパークが延べ479人、勤労青少年水上スポーツセンターが延べ589人と徐々に増加をしてきておりますが、最大利用可能人数の40から50%程度の利用率となっております。  これらの問題点といたしまして、毎回の利用ごとに氏名と連絡先を記入したり、事前に予約が必要だったりしまして利用手続が煩雑ということに対する声を聞くと、そういう御不満みたいな声があるということですね。また、活動や利用が減少していることは、外出や運動などの機会が減少しているとも考えられ、高齢者の社会参加、健康づくりへの取組が抑制されている面もあるのではないかというふうに考えております。 146 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 147 ◆議長(新美交陽) 16番。 148 ◆16番(神谷 悟) ただいまの御答弁では、老人クラブ活動の行事は、感染予防対策をした中で従来の活動も行われるようになっていると。入浴サービスでは10%から20%の減少、筋トレルームにつきましては、最大利用可能人数の40%から50%の利用率であったということでございます。現在ですと、第3波の影響で、高齢者の外出支援については市として推進することは非常に厳しい状況下であると感じております。  では、問題点を踏まえて、(イ)今後の取組についてお伺いいたします。 149 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 150 ◆議長(新美交陽) 市長。 151 ◆市長(禰宜田政信) 新型コロナウイルス感染症の第3波への警戒が求められる中、介護予防や外出支援の事業を実施するには、感染状況を注視しつつ、引き続き適切な感染対策と参加者への周知を図っていく必要がございます。  また、外出が控えられ運動の機会が減ってしまうことに対して、人混みを避けて1人や限られた人数で散歩することや、家の中や庭などでできる運動などの周知も必要ではないかと考えます。  なお、筋トレルーム60におきましては、今後、施設でのマシーントレーニングのみではなく、自宅でも実施していただける筋力トレーニングやストレッチ、ウォーキングの方法等について情報発信できる体制を整えまして、運動の機会が維持、増加できるように努めてまいりたいと考えております。 152 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 153 ◆議長(新美交陽) 16番。 154 ◆16番(神谷 悟) コロナウイルスの影響で家からあまり外出しなくなったことで、高齢者の方々において外出自粛がふだんの生活となり家から出るのが面倒になってしまっている方や、元気がなく衰えを感じる方もおみえになり、何とかしなければと思いこの質問をさせていただきました。御答弁では、私が提案したい内容のことを言っていただきましたので、ぜひとも早急に3密にならない外出や散歩、運動習慣などの情報発信をお願いしておきます。  次の質問に移ります。  高齢者を取り巻く本市の状況を私なりに調べましたが、本市の高齢化率は23.5%、碧海5市の中で一番高い状況であり、後期高齢者率も近隣市の中では一番高い状況でした。高齢者独居率は7.4%で、これも碧海5市の中で一番高い。このような現状を踏まえて、本市での今後取り組むべき検討課題について質問をさせていただきます。
     まずは、イ、高齢者単独世帯の情報展開についてお聞きします。  高齢者単独世帯や独り暮らしの高齢者に対して、福祉サービスの情報や新事業等の情報発信についてどのように展開をしているのか、お伺いいたします。 155 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 156 ◆議長(新美交陽) 市長。 157 ◆市長(禰宜田政信) 高齢者のみの世帯及び独り暮らし高齢者世帯につきましては、毎年度、民生委員の訪問によるシルバーカード調査を実施しており、その際に高齢者福祉サービスの情報提供を行っております。生活や健康面の状況や相談、訴えに応じて高齢者福祉サービスの案内チラシを配布していただくとともに、市窓口におけるサービス利用手続の勧奨や支援をしていただいております。  また、例年は、春と秋の年2回、碧南消防署が実施する独り暮らし高齢者を対象とした防火指導訪問に高齢介護課職員1名が同行し、防火、防災に関連したサービスの周知を行っています。簡易消火器の配付や火災警報器の取付け、家具転倒防止のサービスについて訪問した場で申請を受け付け、確実なサービス利用につなげております。  なお、今年度は新型コロナの影響により訪問を見合わせたため、広報へきなんにて衣浦東部広域連合の住宅防火の啓発記事と併せて周知をいたしました。  その他、独り暮らしや高齢者世帯に限っての対応ではありませんが、介護認定結果の通知書を送付する際、寝たきり手当の支給対象になると思われる方に対しては手続の案内チラシを同封しておりますが、同時に利用していただけそうな訪問利用券などの案内もチラシに記載をし周知を図っております。  新規事業の場合には、必要に応じて独り暮らし高齢者宅などを訪問される民生委員さん、地域包括支援センター、ケアマネジャーなどに協力を依頼するなど、事業対象者の状況に即した情報発信に努めておりますし、また、今後ともそのようにさせていただきます。 158 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 159 ◆議長(新美交陽) 16番。 160 ◆16番(神谷 悟) 御答弁では、民生委員さん、市の職員さん、ケアマネジャーさんが連携して、情報提供、情報発信をしてくれていることが分かりましたが、今後は超高齢化社会へと進みますので、その環境下でも対応できる仕組みづくりをお願いしておきます。  次の質問に移ります。  本市では、平成28年6月に碧南署から、死亡者の氏名、住所等の身元は判明しているが、単身生活者であり親族等がいない方であるとの報告を受け、葬祭、火葬を執行しましたが、その後、死亡を知った父親がいたことが判明し、市が損害賠償を支払う事件が発生しています。このようなことを踏まえ、我々市民クラブは、昨年の11月に神奈川県横須賀市の終活支援事業について行政視察をさせていただきました。  横須賀市では、本人が突然倒れた場合や亡くなった場合に、せっかく書いておいた終活ノートの保管場所やお墓の所在地さえ分からなくなる事態があり、こうした終活関連情報を生前に御登録いただき、万一のときに、病院、消防、警察、福祉事務所や本人が指定した方に開示して、本人の意思の実現を支援する事業を行っておりました。登録できる項目として、本籍、筆頭者、緊急連絡先、支援事業所、終活サークルなど、医師、薬、アレルギー、リビングウィルの保管先、エンディングノートの保管場所、遺言書の保管先、お墓の所在地、全ては自分の意思で項目を選択できるようになっており、事業費は7万円となっておりました。  そこで、今後急速に訪れる超高齢化社会、また、本市の高齢化率、独居率等を踏まえてこのような取組を実施してはと思いますが、ウ、終活サポート支援についてお聞きします。 161 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 162 ◆議長(新美交陽) 市長。 163 ◆市長(禰宜田政信) 終活に関する取組につきまして、現在、本市で進めているものとしては、「私の4つの大切な覚え」として、人生の最終段階における医療、ケアについて記入できる様式を作成し、普及啓発に努めております。  記入する内容は、「気持ちの代弁者」「かかりつけ医療機関」「今までかかった病気」「望む暮らし方と大切に思うこと」で、保険証などと一緒に保管しておくことを勧めております。市ホームページに掲載するほか、地域包括支援センターの職員が要支援者の方などと面談する際に、相手方に配慮しながら説明しているところであります。「私の4つの大切な覚え」は、医療、ケアを主眼としたものですが、引き続き普及啓発に努めてまいります。  現在、本市と包括連携協定の締結に向けて協議を進めている企業から、エンディングノートの様式の提供に関する提案をいただいております。終活の準備を考えている方は、エンディングノートを書くことから始めると言われております。  議員御提案の横須賀市の事例につきましては今後の参考とさせていただき、まずは、碧南市版のエンディングノートを作成し、必要な方に利用していただけることから取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 164 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 165 ◆議長(新美交陽) 16番。 166 ◆16番(神谷 悟) 碧南市では、親族がいない方を毎年二、三件、葬祭から火葬まで市税を投入して執行しています。まずは、碧南市版エンディングノートを作成していただけるとの御答弁でありましたので、一歩前進できたと感じます。ありがとうございます。ただ、保管場所も併せて取決めをいただくとよいかと思いますので、その辺もお願いしておきます。  次の質問に移ります。  (2)防犯対策についてお聞きしてまいります。  最近、コロナの影響なのか市内でパトネットあいちからの犯罪状況、不審者状況が頻繁に発信されており、犯罪件数の増加を懸念しておりますが、凶悪な事件のみならず、あらゆる犯罪をなくし、子供から高齢者まで、全ての市民の安全・安心な生活を守るため、警察と連携し防犯対策に取り組んでいただきたいと思います。  まずは、本市の、ア、犯罪状況の推移と特徴についてお伺いいたします。 167 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 168 ◆議長(新美交陽) 市長。 169 ◆市長(禰宜田政信) 愛知県警から発表されております統計情報による碧南市の刑法犯の認知件数と人口1,000人当たりの認知件数となる犯罪率を申し上げます。  平成29年の刑法犯認知件数は444件、犯罪率は6.19%でした。平成30年の刑法犯認知件数は382件、犯罪率は5.29%でした。令和元年の刑法犯認知件数は348件、犯罪率は4.78%でした。直近の令和2年10月末現在の刑法犯認知件数は247件、犯罪率は3.39%でした。  今年の特徴としては、刑法犯認知件数は前年より減少しておりますが、侵入盗が増加しております。令和2年10月末現在で26件ですが、令和元年10月末現在では21件でしたので5件の増となっております。  また、昨年から引き続き自転車盗が多い状況でございます。令和2年10月末現在で52件、令和元年10月末現在で68件でございました。 170 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 171 ◆議長(新美交陽) 16番。 172 ◆16番(神谷 悟) 本市の犯罪率は年々減少傾向にあり、ただ、侵入盗は前年度より増加、また、自転車盗は依然多い状況を推移しているとの御答弁でありました。  では、イの近隣市の状況についてお聞きいたします。 173 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 174 ◆議長(新美交陽) 市長。 175 ◆市長(禰宜田政信) 愛知県の統計資料に基づき、西三河8市の令和元年の刑法犯の認知件数と犯罪率を市制順に報告いたします。  まず、岡崎市でございますが、認知件数は2,055件、犯罪率は5.18%でした。  次に、刈谷市ですが、認識件数は970件、犯罪率は6.37%でした。  次に、豊田市ですが、認知件数は2,207件、犯罪率は5.19%でした。  次に、安城市ですが、認知件数は1,106件で犯罪率は5.89%でした。  次に、西尾市ですが、認知件数は946件、犯罪率は5.57%でした。  次に、知立市ですが、認知件数は486件、犯罪率は6.75%でした。  次に、高浜市ですが、認知件数は290件、犯罪率は6.02%でした。  次に、みよし市ですが、認知件数は349件、犯罪率は5.55%でした。  近隣の状況は以上ですが、犯罪率から見た碧南市は、平成29年と平成30年は、西尾市に次いで少ないほうから2位でございましたが、令和元年は1位となりまして、西三河9市で最も犯罪率が低い市となっております。 176 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 177 ◆議長(新美交陽) 16番。 178 ◆16番(神谷 悟) 犯罪率が碧南市だけ4%台というので、非常にいいのかなと思っております。ただ、令和元年度では西三河で一番低い結果となりましたが、その結果を、初耳でありまして、私。もう少し、この安全・安心な町として市民の方にPRしていただけるとよいのではないかなと思っております。  そこで、犯罪率が一番低い市であったことを踏まえ、ウ、本市の防犯対策の取組についてどのような取組を行っているのか、お伺いいたします。 179 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 180 ◆議長(新美交陽) 市長。 181 ◆市長(禰宜田政信) 防犯に関する取組といたしまして、まず、青色回転灯を装備した車両による夜間パトロールを行っております。これは、午後10時から翌日の午前4時まで、青色回転灯を装備した車に警備員2名が乗車をし市内全域を巡回するパトロールを警備会社へ委託し実施する事業でございます。毎回、巡回に先立ち警察署でルートや犯罪防止強化ポイント等について指示を仰ぎ、最新の犯罪情報を生かしたパトロールとなるよう実施しております。  次に、碧南警察署と連携をいたし、町内会、区単位で組織されている自主防犯ボランティア団体に対し、碧南警察署員等を講師に招いて防犯リーダー研修会を実施しております。また、これらの団体には、防犯パトロールで使用する帽子や腕章、ベスト等を提供し、その活動を支援しております。  さらに、青色回転灯を装備した専用車両で自主防犯パトロールを実施されている団体には、車両の維持管理に要する費用に対し補助を行っております。  ほかにも、町内会や商店街が防犯カメラを設置しようとする場合に補助金を交付し、設置を推進しております。補助金を利用して設置された防犯カメラの数は、13商店街のうち4商店街に11基、町内会の管理する30区民館のうち25区民館に36基の防犯カメラが設置されております。  なお、現在、2商店街、6基の防犯カメラの設置補助申請が提出をされており、年内に設置工事が完了する予定となっております。  また、市の管理する防犯灯は、令和元年度末で3,436基あります。平成29年度から5年間をかけましてLED化を進めており、令和元年度末で2,836基がLED灯となっております。 182 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 183 ◆議長(新美交陽) 16番。 184 ◆16番(神谷 悟) いろいろな取組を実施していただき、西三河9市の中で最も犯罪率が低い市であり、防犯施策の効果が現れていると感じますが、この御答弁の中で気になる点について再質問をさせていただきます。  町内会の管理による区民館や商店街が防犯カメラを設置する場合に補助金を出している5年目の事業であります。私は、警察、地域、市役所が一体となり、この場所にカメラがあったら防犯に対して効果的であるとか、子供たちを守るためにここにカメラが必要だという意見を集約して優先順位を決めて、防犯カメラの効果が最大限に発揮できる場所に取り付けていくことがよいと思いますが、その辺の取組について再度お伺いいたします。 185 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 186 ◆議長(新美交陽) 市長。 187 ◆市長(禰宜田政信) 現在の補助制度による防犯カメラ設置は、区民館は8割以上、商店街は約3割という状況でございますが、先ほども申し上げましたように碧南市は、三方を海と川、大きな川に囲まれておるというこの地理的な特徴、これは犯罪しにくいという部分がありまして、西三河9市で最も犯罪率が低いと、こういう状態であります。そんなこともございまして、現行の防犯カメラの設置を取りあえず進めていきたいと。犯罪の状況等を見る中で、今後これをもうちょっと広げて民間まで広げていくかどうかというようなことを考えさせていただきたいと、こういうふうに思っております。 188 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 189 ◆議長(新美交陽) 16番。 190 ◆16番(神谷 悟) 商店街がまだ3割ほどの設置率のようですので、今後も取り付けても効果的ではあると思いますが、区民館は本当に防犯対策において効果があるのか、抑止力につながっているのか疑問ですが、今後も西三河9市の中で最も犯罪率の低い市であり続けられるようにお願いしておきます。  次の質問に移ります。  (3)学校教育の対応についてお聞きしてまいります。  新型コロナウイルス感染症拡大により国の学校休業要請に伴う臨時休業は約3ヵ月間、5月末の分散登校、そして、6月に入り授業を再開し、現在に至っております。  直近のデータでは、全国のデータですが、児童生徒3,303人の方が新型コロナウイルスに感染したとの発表がありました。  そこで、まずは、ア、学校再開後の感染症対策についてお伺いいたします。 191 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 192 ◆議長(新美交陽) 教育長。 193 ◆教育長(生田弘幸) 6月の学校再開後は、毎日検温をし、手洗い、マスクの着用を徹底しました。また、3つの密を防ぐため換気を必ず行い、授業中は机の間隔をできるだけ広く取り、児童生徒等が密接しない学習活動、学習形態を工夫しました。  給食では、全員前を向かせ、準備中、食事中も会話は控えるように指導してまいりました。  また、できるだけ児童生徒が集まる集会は行わず、必要があれば、参加人数を抑えたり、時間を短縮したり、校内放送を利用したりするなど、大勢が集まらないように配慮してまいりました。  さらに、学校行事については大幅な削減、見直しをしました。宿泊を伴うみどりの学校、中学校の修学旅行は1泊2日とし、バスの中の密も解消するために、バスの増便もしました。  また、修学旅行の行き先も感染者の多い地区を避け実施してまいりました。  ほかにも運動会、体育大会を半日で実施し、学芸会、文化祭での合唱コンクールについては、中止をしました。  子供たちにとって行事がなくなっていくことは非常に残念であるとは思いますが、何よりも子供たちの命を守ることが大切ですので、今後も感染拡大防止に向けて様々な対策を講じていきたいと考えております。  以上です。 194 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 195 ◆議長(新美交陽) 16番。 196 ◆16番(神谷 悟) 子供たちの命を守るための感染予防に対するいろいろな取組を行っていただき、本当にありがとうございます。  ただ、逆に、教員の方々には予防対策という新たな仕事も増え、負担増につながっていることも理解させていただきました。しっかりとした学校での感染予防対策の結果であるとは思いますが、碧南市の児童生徒については感染したとの報告はありませんが、今後、イ、児童が感染した場合の学校の対応についてお聞きします。また、濃厚接触者に指定された場合も併せてお答えください。 197 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 198 ◆議長(新美交陽) 教育長。 199 ◆教育長(生田弘幸) 幸いなことに、碧南市内の幼稚園、小中学校では、現在まで感染者は出ておりません。しかしながら、現在の愛知県の感染状況を見ておりますと、いつ感染者が出てもおかしくありません。  児童生徒が感染した場合は、本人は出席停止とします。学校は、状況によって全部または一部を臨時休校とします。  臨時休校や児童生徒の出席停止期間については、教育委員会と学校が、保健所の指示を受け決定していきます。  また、臨時休校中に消毒を含めた具体的な措置を保健所から指示を受け、協議の上、行っていく予定でおります。  なお、児童生徒が濃厚接触者に指定された場合は、本人は出席停止となりますが学校は臨時休校等にはなりません。その場合、当該児童生徒の登校については、保健所の指示に従ってまいります。  また、これらの措置は、今後、国や県から出される通知により適宜変更してまいります。
     以上です。 200 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 201 ◆議長(新美交陽) 16番。 202 ◆16番(神谷 悟) 子供たちから感染者が出ないことが一番の願いでありますが、もしもの場合もしっかりとした取組やガイドラインがあることとの御答弁でありましたので、安心しました。  次の質問に移ります。  児童生徒がもし感染した場合など、差別や偏見、いじめなどの防止策や適切な指導要領なども考えておかなければいけないと思いますが、ウ、児童が感染した場合の心のケアについてお聞きいたします。 203 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 204 ◆議長(新美交陽) 教育長。 205 ◆教育長(生田弘幸) 児童が感染した場合のケアについてです。  6月の学校再開時に、感染者や濃厚接触者に対する差別やいじめなどがないようにという指導は、各校で十分行っております。  今後、感染者が出た場合は、感染者であると特定されないように十分配慮しなくてはなりません。  また、完治して登校する際には、感染したことが原因でいじめ等を受けたりすることがないよう、学校職員で、子供の様子に細心の注意を払って見守っていく予定でおります。  また、感染者となったことで子供が思い悩むことも予想されますので、まずは担任等が懇談をし、必要によってはスクールカウンセラー、心の教室相談員と連携を図りながら児童生徒の心のケアをしていく予定でおります。抵抗なく学校に復帰できることを第一に支援していきたいと考えております。  以上です。 206 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 207 ◆議長(新美交陽) 16番。 208 ◆16番(神谷 悟) 感染した場合、児童生徒が抵抗なく学校に復帰できることを第一に支援していくとの御答弁であり、心強く感じます。子供たちが、皆、常日頃から思いやりの気持ちを持ち、人と人との心のつながりを大切にする集団、仲間づくりの取組を進めていただくことをお願いしておきます。そして、一人一人の子供、教員の方々の人権が大切にされる学校づくりの取組も併せてお願いしておきます。  次の質問に移ります。  エ、ICTの活用について質問をさせていただきます。  本市でのGIGAスクール構想での気になる点についてお聞きします。  来年度からスタートする予定であるとお聞きしていますが、GIGAスクール構想を推進するために、児童生徒1人1台の端末と、高速容量の通信ネットワークを整備し必要な学習環境を整えていくとありましたが、6月議会での報告の中で家に持って帰ることは考えていないとありましたが、今後、再度コロナの影響での学校休業要請、また、毎年、インフルエンザの流行のため学級閉鎖もあります。そのようなときこそ活用できると考えますが、運用方法をお聞きいたします。 209 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 210 ◆議長(新美交陽) 教育長。 211 ◆教育長(生田弘幸) 今年度、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い学校が臨時休業いたしました。学びの保障を文部科学省が進めるに当たり、GIGAスクール構想が前倒しに実施され、碧南市においても今年度末には1人1台の情報端末が整備され、来年度よりICTを活用した授業を実施していく予定でおります。まずは、児童生徒がタブレットに慣れることから始め、学校でのタブレットを活用した学習を進めていきたいと考えております。  家庭へ持ち帰り、家庭学習での活用については、児童生徒の機器活用の習熟具合や、持ち帰った際の機器の故障等の問題が考えられます。それらについても、児童生徒の活用の様子を見ながら、その時期についても検討していく予定です。  また、今年度当初のような臨時休業等が起きたとき、タブレットを持ち帰り学習を進めていくことに関しましても、今後検討をしてまいります。  以上です。 212 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 213 ◆議長(新美交陽) 16番。 214 ◆16番(神谷 悟) タブレットの持ち帰りのための学習を進めていくことに関して、今後検討していくとの御答弁でありました。問題点や懸念事項を一つ一つ解決していただき、子供たちの能力が向上した時点でICTの最大限の活用を進めていただくことをお願いしておきます。  最後の質問です。  いろいろと質問をさせていただきましたが、6月からの授業再開、日々の感染症対策の推進実行、授業の遅れを挽回、運動会や修学旅行の感染症対策を盛り込んだ新規の取組等、大変な御苦労をおかけしていると思いますが、残業時間等は増大していないのか、教員の負荷軽減策はあるのか心配しております。  そこで、オ、教員の多忙化解消についてお聞きいたします。 215 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 216 ◆議長(新美交陽) 教育長。 217 ◆教育長(生田弘幸) このコロナ禍で、学校の再開前も再開後も、教員はこれまでに経験したことのない新たな仕事に取り組み、献身的に対応しております。その中の1つに、登校時の健康観察があります。登校時の体調や体温等を確認するため、従来の出勤時刻より早く出勤している教員が多くおります。そういう場合には、早く出勤した分、早く帰宅するように校長より指示をしております。  コロナ禍によって今までにない業務が増え、負担は増加していることは事実です。しかし、会議を精選したり、校務支援システム等を活用したりすることで情報を共有し、打合せ時間や会議の時間短縮を図っております。さらに、学校行事の精選を進めることで、残業時間については大きな変化はありません。  教員の多忙化解消については、文部科学省も取組を進めております。教員一人一人が自ら多忙化解消の認識を持ち、残業時間を増やさないように、引き続き学校全体で取り組んでまいります。教育委員会としても、多忙化解消についても今後も検討していきたいと考えております。  以上です。 218 ◆16番(神谷 悟) 議長、16番。 219 ◆議長(新美交陽) 16番。 220 ◆16番(神谷 悟) 教員の長時間労働を解消することは、心身ともに健康な状態で子供たちと接することができ、社会として教育の質を高めることにつながると思います。  来年度4月より業務量の適切な管理等に関する方針に基づき、残業時間においては、原則月45時間、年間360時間を目標に取り組むことになると聞いております。非常にハードルの高い目標であると感じます。勤務時間の管理については、通知規則に縛られ問題が水面下に隠れてしまわないよう、正しい実績を残すことを徹底してほしいと思います。  ただいま御答弁でもありましたが、今後は目標が達成できるよう今からでもしっかりと問題点を洗い出し対策に結びつけていただきたいとお願い申し上げ、私の一般質問の全てを終わらせていただきます。ありがとうございました。 221 ◆議長(新美交陽) 以上で、神谷悟議員の一般質問を終わります。  この際、昼食のため、暫時休憩いたします。                            (午後 零時 11分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 30分 再開) 222 ◆議長(新美交陽) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、加藤厚雄議員の一般質問を許します。 223 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 224 ◆議長(新美交陽) 4番。 225 ◆4番(加藤厚雄) 皆さん、こんにちは。公明党の加藤厚雄でございます。本日は私で最後ですので、もうあとしばらくよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。  今年は、新型コロナウイルスで、いろんな環境が内外ともに変わってきているというような状況であります。今朝も何かニュースを見たら、国連の会議もリモートというかビデオというか、そういったふうにしてやっておりました。これから20年、30年後にたてば、大変貴重なこの令和2年度ではないかというふうには思います。  そして、市長、今日、12月4日なんですよね。たしか4日だと思うんですね。日本の国が大きく変わったという中で、江戸から明治になって、明治5年の12月4日に何があったというのは御存じですかね。これは、明治5年は、12月は2日までしかなかったんだね。だから、明治5年の12月3日は、明治6年の1月1日になったと。日本が旧暦を使っていて、明治政府として開国したほうがいいけど、諸外国と日にちが違うんだと外交ができないということで、強引にやったと。だから、1ヵ月ぐらい違うんだね。そういったような状況の中で変わったのが12月3日。4日がなくて、12月3日が元旦であったと。  そのくらい今回の新型コロナウイルスというのは、国のほうもデジタル庁をつくりながらデジタル化のほうへ進んでいくと。  押印の廃止も徐々にやっていって、だから、多分、今の小中学生が大人になる頃には、多分もう印鑑を持たずに全てが済むような時代になろうかというふうに思います。  それで、不動産登記においても、本来だと、その書類が存在することによって不利益を被る人が実印であって、そうじゃない人は普通の印鑑だし。だから、その書類があることによって不利益を被る売った人が実印であって、買った人は別に実印でなくてもいいわけですので、そういうことから考えると、生まれて誕生して、土地や建物、売るようなことのない人は、多分一生使うことがなくなるんじゃなかろうかと。  これから20年、30年後、また、オンライン化になっていけば、市役所に行くという回数もね、もう多分減ってくるんじゃなかろうかと。  また、今年の選挙期間中、後に定額給付金もありましたけれども、オンラインでやって大変不具合が生じた部分もありますけれども、今後そのように変わっていくんじゃなかろうかということで。  件名1、行政手続のデジタル化と押印廃止についてなんですけれども、碧南市においては、若干その10万円の定額給付金のときにやったかもしれませんでしょうけれども、そして、また今、住民票等なんかもコンビニからできますけれども、今、碧南市の行政手続のオンライン化の状況をまず初めにお聞きをいたします。 226 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 227 ◆議長(新美交陽) 市長。 228 ◆市長(禰宜田政信) 現時点では、オンラインに関するものとして、あいち電子申請・届出システム、マイナポータルぴったりサービス、あと、コンビニのオンライン交付の3つの環境が整備されているということで、あいち電子申請・届出システムでは16種類の手続が可能であり、電子署名が必要な手続は住民票の写しの交付請求をはじめ9種類あり、電子署名が不要な手続は、公文書の公開請求はじめ7種類というふうになっております。  マイナポータルぴったりサービスでは、大きな項目として、妊娠、出産、子育て、防災、被災者支援の区分で行政手続に関するものが全部で16種類ありますが、オンライン申請できる手続はないということです。オンライン申請をするためには、自治体ごとに各手続に対応したシステム構築をする必要があり、現時点ではそこまでの整備をしていないということです。  コンビニのオンライン交付では、住民票の写しをはじめ7つの証明書について、年末年始を除く朝6時から夜11時の間であればいつでも発行することが可能となっていますが、この場合、マイナンバーカードが必要となります。 229 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 230 ◆議長(新美交陽) 4番。 231 ◆4番(加藤厚雄) この行政手続のデジタル化ということで、もう一個、押印廃止の件と、もう一個大事なことは、マイナンバーカードの普及ということですけれども、政府のほうは保険証だとか免許証等々を統合していくという方針ですので、これは、おいおいちょっとずつ増えていくんじゃなかろうかというふうに思います。そして、定額給付金のときに使ったここの(2)のマイナンバーカードを活用したマイナポータルぴったりサービス、だから、そのときはこれを活用したと思うんですよね。逆に、いろんな使用の方法もあるかというふうに聞いていますけれども、これを活用して、すなわちオンライン申請してはどうかという状況と、今の状況と、これは近隣市におきましても若干これを活用している地域もありますし、また、逆に、それがなかなか活用できないという、障害になっていることはどういうことなのかというのをまとめてお聞きをいたしますのでよろしくお願いします。 232 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 233 ◆議長(新美交陽) 市長。 234 ◆市長(禰宜田政信) 碧南市として、国が新型コロナウイルス対策として実施しました特別定額給付金申請事務に活用した以外に活用事例を持っていないということで、特別定額給付金につきましては、申請件数661件、全体の2.2%でありました。  安城市では、児童手当の手続の関係で5つの届出事務、それから、刈谷市が母子健康手帳交付の受付事務をマイナポータルぴったりサービスで行っているという実態がございます。  マイナポータルぴったりサービスは、都道府県や市町村名を選択して、電子申請が可能な届出事務を表示し、実際に電子申請が可能な届出について、各自治体が用意したシステムへのリンクを表示しているに過ぎないものでございます。よって、特別定額給付金のように国が統一したシステムを用意するもの以外は各自治体によるシステム開発が必要となりまして、費用負担も各自治体が持つというのが最大の課題ということであります。 235 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 236 ◆議長(新美交陽) 4番。 237 ◆4番(加藤厚雄) ですので、システム開発は、どっちみちしなければいけないということならば、どちらにしても今後の流れとしましても、オンライン申請にしても、また、行政手続の迅速化にしても、こういったコロナ禍の中の状態に応じてできることはちょっとずつやって進めていかないと、今の国の動きのデジタル化とか押印の廃止には対応していかないのではないかというふうに思います。  ということで(3)。リンクするだけだというふうでしょうけれども、がしかし、碧南市のは、マイナポータルぴったりサービスの中から今後どのようにリンクをして、また、検討して、その申請、行政手続をやっていくという項目があるのか、あれば具体的に示してください。 238 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 239 ◆議長(新美交陽) 市長。 240 ◆市長(禰宜田政信) 今のところ、現時点では、正直、検討していないということでありますけれども、安城市、刈谷市等の事例もありますので、今後、市民ニーズ、利便性の向上や費用対効果等を勘案して対応していくというふうに考えております。 241 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 242 ◆議長(新美交陽) 4番。 243 ◆4番(加藤厚雄) なるべく対応のほうを早めに進めていってほしいかなというふうに思います。  この間のニュースでも、国会の衆議院におきましてもね、タブレットが導入されたそうですけれども、だんだんデジタル化に近づいていくと、ICTを使って小中学校もそういった授業も始まるし、そのうちICTを使った自動運転もできてくるでしょうし、いいか悪いかというのは別問題にして。  (4)国のほうでは、今、押印廃止について、書類の約99%の中央省庁の行政手続文書の押印が実際に廃止された場合、そういった場合、碧南市の行政文書においても、それに基づいて何が連動して廃止ができるのか。今からその廃止対象リストの洗い出しというか、今から準備をしておかないと、システム構築もあるでしょうけれども、この押印廃止の考えの見解をお伺いいたします。 244 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 245 ◆議長(新美交陽) 市長。 246 ◆市長(禰宜田政信) 現在、国、県、その他機関の動向を踏まえまして、碧南市におきましても押印の見直しに向けた取組といたしまして、市民から市へ提出する申請書類等に係る押印等の状況を把握するための調査を全庁的に実施しました。  また、庁内の内部文書の押印省略については既に調査が完了しておりまして、その結果、203種類の押印を必要とする申請書類等のうち148種類、全体の73%について押印の省略が可能という回答を得ております。 247 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 248 ◆議長(新美交陽) 4番。 249 ◆4番(加藤厚雄) 73%。だから、洗い出しの完了はしたのかちょっと途中なのか、その辺のこともよく検討してもらって、国のほうが、そういったデジタル化、また、押印の廃止の動きを進めていますので、碧南市におきましても、1つは行政手続という市民側から見た目線もありますけれども、そういったのが電子化になると、このときは庁舎内の職員も電子化の作業で書類を整頓していく。また、庁舎内の職員内のデジタル化というのも今後は進んでいくのであろうというふうに思いますので、そういったのを総合的に含めまして、この碧南市におけるデジタル化の取組について具体的にお聞きをいたします。 250 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 251 ◆議長(新美交陽) 市長。 252 ◆市長(禰宜田政信) 先ほど答弁で、市民から市へ提出する申請書類等の押印については、今、調査している最中でございます。庁内のものにつきましては調査は完了したということでございます。  それで、新型コロナウイルス感染症の拡大により本年4月に緊急事態宣言が発令され、その対策として国や地方自治体にもテレワーク等の導入が求められましたが、押印書面主義が障壁となり機能しなかったことから、国は令和2年7月7日に地方公共団体における書面規制、押印、対面規制の見直しについての通知を発出しました。この通知を契機といたしまして、本市では総務部内でデジタル推進会議を設置いたしまして、週1回程度のペースで、秘書情報課、経営企画課、行政課、資産活用課、会計課、監査委員事務局が集まりまして検討を重ねているところであります。その中で大きなテーマとしているのが、テレワークの導入に欠かせない電子決裁の推進でございます。  電子決裁は大きく2つのものがございます。1つは、政策等の意思決定などに係る文書決裁で、もう一つは、予算執行等に係る財務決裁でございます。  まず、全庁的な文書の電子決裁の割合ですが、令和2年5月の約8%であったわけですが、これが令和2年の11月では約30%となっており、約22%の増となりました。
     本年7月から10月にかけて政策等の意思決定などに係る文書の電子決裁の普及に関しての問題点を洗い出したところ、外部、これは市民も含むわけですが、から収受した添付文書が紙であること、契約など書類と公印を必要とすることなどが判明をしました。  11月からは総務部内で実証実験として、紙の添付や公印を必要とするものにおいては、電子化できない書類は紙の状態で稟議にかけるものの、決裁については全て電子決裁で行うようにしたところ、総務部内の電子決裁率で90%以上を達成いたしました。今後さらに実証を進め、早ければ令和3年2月頃をめどに全庁展開を実施していきたいと考えております。  次に、財務決裁については、見積書や請求書等をスキャンして電子化することで、完全な電子決裁への移行を検討しました。また、システム開発を行う事業者との情報交換やデモンストレーションなどを開催してまいりましたが、書類審査のための事務量の増加やシステム改修費用などが膨大となること、契約書などの電子化にめどが立たないことなどから費用対効果を見込むことができず、当面は現状の紙の決裁を続けていくということにしております。  その他にも、庁内文書の押印の見直しや書類提出のペーパーレス化など、デジタル化に対応するための取組を併せて実施しているところであり、今年度に入り職員の届出関係だけでも、年末調整をはじめ45書類の手続を電子申請あるいはペーパーレス化をしています。  今後とも、行政手続のデジタル化や押印廃止につきましては、市民サービス向上と費用対効果等を勘案しながら前向きに取り組んでまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。 253 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 254 ◆議長(新美交陽) 4番。 255 ◆4番(加藤厚雄) 今、感染が広がる中で不要不急の外出を避けるように言われていますけれども、リモートで仕事できる業種と、そうでない業種というのがありますので、そういったことを考えると、費用対効果というやつもありますけれども、そういった……。でも、あまり市の職員が自宅で仕事しておるものいかがかなというのも感じるけどね。行ったら誰もおらへんとか、それがいいのか悪いのかという部分もありますけれども、そういったのを考えていかないといけないような時代にだんだんなってきているのに対応していかなくてはいけないと。  電話でも、今、ダイヤル式の電話、子供、知りませんしね。若い子は、ファクスも知りませんしね。そういったことがだんだん変わっていくというふうに思いますので、しっかりと前向きに取り組んでいってほしいというのをしっかりと強く要望いたしまして件名2に行きます。  件名2と件名3は、午前中にほかの議員が質問しましたので、もう若干、子供さん中心に若者の対応ということで進めていきましたので、私も非常事態宣言中に碧南市議会は投票日を迎えて、それから、第2波というときにも、なるべくうちにいるようにしましたけれども、もう本当にひきこもりの状態でおったというのが実質であって、そういった中でニュース等で流れてきたのは、何だか知らんけど、やっぱり自殺者が多いというね。うちにおるがゆえの家庭内のDVだったり鬱病だったり、そういったような状況なんですけれども、午前中は子供と若者中心だというふうに自分で割り切りまして、大人の自殺対策。碧南市においてもどういった状況なのかというのを、今年の7月以降は前年同月に比べて3ヵ月以上連続で増えているという報道なんですけれども、碧南市においての状況を、まず初めにお聞きいたします。 256 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 257 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 258 ◆健康推進部長(山本政裕) 全国における自殺者数は、令和2年6月まで連続して前年を下回っておりましたが、7月以降は一転、連続して前年を1.2倍程度上回る、そういう状況になっております。  また、愛知県においても8月から前年を上回り、国とほぼ同様の傾向が見受けられます。  これに対して碧南市でございますが、碧南の自殺者数の状況は、令和2年の7月は0人、8月は2人、9月は1人、10月は2人の計5人となっております。令和元年の7月は0人、8月は3人、9月は0人、10月は3人の計6人となっております。  本市におきましては、現在のところほぼ同数というふうな状況になっております。 259 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 260 ◆議長(新美交陽) 4番。 261 ◆4番(加藤厚雄) 4ヵ月ぐらいの辺りで、やっぱり数人亡くなるということは、平均すりゃ、月に1人以上が亡くなっているような感じですので。  これ、次の(2)に行きますけれども、2016年に自殺対策基本法というのが改正されて、各自治体が自殺対策計画を策定が義務づけられました。  碧南市におきましても、平成30年に設置された碧南自殺対策計画策定委員会において計画がつくられましたけれども、どういった対策がなされて、そのまた検証はどうなのかというのをお聞きいたします。 262 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 263 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 264 ◆健康推進部長(山本政裕) 碧南自殺対策計画は、自殺対策基本法に基づきまして平成31年3月に策定をしております。  この計画では、「命を大切にし健やかな毎日を送れるまち」を基本理念としまして、「命を大切にする地域づくり」や「生きることへの支援の体制づくり」など、4つの取組を掲げております。特に自殺を未然に防ぐという観点としては、予防の大切さや、心の健康に関しての正しい知識を、市職員のみならず市民の方々に知っていただくための事業として、令和元年度につきましては、9月10日から16日までの自殺予防週間や3月の自殺対策強化月間に合わせまして、広報へきなんへの掲載や啓発物品の配布など、啓発活動に努めております。  また、自殺に至る精神保健上の問題だけでなく、その前段階の過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因に関わる庁内各関係課との情報共有を強化することで相談体制の充実が図れるように取り組んでおります。  さらに、周囲が自殺の危険に気づき行動していただく命の門番としてのゲートキーパーとなっていただけることを目的とした研修会を実施しております。令和元年度は計4回開催しておりまして、市職員237人、民生委員さん82人を含め、計351人の方に受講をしていただいております。  なお、このゲートキーパー研修会の受講者数につきましては、年間250人参加を目標と掲げて成果指標としておりますので、令和元年度につきましては、こちらの目標を達成しているところでございます。  引き続き、こうした事業を通じて重点取組である市民への普及啓発を継続してまいりたいと考えておるところでございます。 265 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 266 ◆議長(新美交陽) 4番。 267 ◆4番(加藤厚雄) ゲートキーパー、大体意味は分かるんだけど、しっかりと分からない部分もありますけれども。  この基本法の第15条に、これ、若干時間もあるもんで読みますと、国及び地方公共団体は、自殺対策の総合的かつ効果的な実施に資するために、自殺の実態、自殺の防止、自殺者の親族等の支援の在り方、地域の状況に応じた自殺対策の在り方、自殺対策の実施の状況等、または、心の健康の保持増進についての調査研究及び検証並びにその成果の活用を推進するとともに云々と続くんですけれども、これは去年の3月にできて、取りあえずやってみたよというふうな形ですので、要は、それの調査研究と検証がなされないと、分かりやすく言えば、実効性がないと、つくっただけと、やっただけですので、まだ1年しかたっていないということですので、しっかりと今後も実効性のあるような動きというか事業を推進していってほしいかなというふうに思います。  そして、件名3。これも午前中にありましたので、もうあまり聞きたくないですけど、聞かなあかんもんで。  これ、中高年をつけましたもので、これ、中高年をつけて非常によかったなと思いましたね。中高年の引きこもり、8050、はちまるごーまるか、もうどちらか分かりませんけど、人によっちゃ8050と、の対策についてと。  私も市民相談、受けましたけれどもね、50代の息子が30年以上引き籠もっておるんだよね。80代のお父さんとお母さんから相談があったんだけど、私じゃ、どうしようもできんよね。もう30年間引き籠もった人を、どうやって出すかというようなこともありますけれどもね。そういった状況の中で質問いたしますが、(1)自立相談支援窓口のアウトリーチ支援員の配置と実施の状況についてお聞きをいたします。 268 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 議長、福祉こども部長。 269 ◆議長(新美交陽) 福祉こども部長。 270 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 中高年のひきこもり、いわゆる8050問題について、碧南市においては、生活困窮をはじめ様々な相談に対応するため、生活困窮者自立相談支援事業等を碧南市社会福祉協議会に委託し、その中に計8名の支援員を配置しています。  また、昨年度になりますが、特にひきこもりに関する支援が必要なケースについて、支援方法を検討する組織として、プラットフォームと呼ばれる支援体制を整えたところであります。  このプラットフォームというのは、厚生労働省や愛知県の要請に基づき設置をしたもので、庁内の11課及び官民7団体で組織された体制であります。この中には、保健所の職員、あるいは知立若者サポートステーションの担当者などひきこもり対応の専門家も参加をいただいており、各個別ケースごとに参加団体やメンバーを考慮し、支援方法の検討及び支援を実施するための体制となるものであります。  現在、生活困窮者自立相談支援事業等におけるアウトリーチ支援員は配置しておりませんが、プラットフォームを活用しての支援を実施するほか、必要に応じて社会福祉協議会の支援員が御自宅を訪問するなど、それぞれのケースに応じて支援を実施しているところであります。  以上です。 271 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 272 ◆議長(新美交陽) 4番。 273 ◆4番(加藤厚雄) 午前中の質問にもありましたけど、午前中は居場所づくりのことについてありましたので、これ、まるっきり質問が同じですので。さっきは知立の若者サポートセンターということで、若者というのは何歳までを言うのか。当然、私は入っていないなと思うんですけど。だから、そういったことを考えると、中高年の先ほど言ったこの居場所づくりや社会参加の確保、家族に対する相談講習会の取組の状況を聞くんですけれども、だから、今までは、本当に小中学校からひきこもりという問題ですけど、そうじゃなくて、もう30年たった50代の方はどこに行って相談して、相談逆にできるのかというようなことの居場所づくりとか、そういった参加の場の確保ということについてお聞きをいたします。 274 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 議長、福祉こども部長。 275 ◆議長(新美交陽) 福祉こども部長。 276 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 御質問では、特に中高年の方の居場所は一体どうなのかということでありますが、午前中に答弁をいたしました。うちは碧南福祉センターあいくる内にころころがありますが、これは、若者に限った場所ではありません。中高年の方も利用をいただける場所として設置をしておりますので、こういったところが居場所、ここで、ほかの人、あるいは、そこの職員と接すれば、社会的な居場所としての意味合いも持ってこようかという具合に思っております。  また、こうした長期間引き籠もった方をどのように対応していくかということでございます。必要に応じて地域のボランティアの方、あるいは、社会福祉協議会の職員などが相談に応じております。場合によっては市役所の福祉課等への相談機関へつないでいただいておりますので、こうした中で対応していっているというのが現状であります。  また、先ほども質問者からも言われました知立若者サポートステーションでございますが、これにつきましては、碧南市を含む西三河の圏域において、いわゆる厚生労働省の委託事業として設置をされたものであります。  このステーションでは、15歳から49歳の方を対象に、NPO法人いまからというところが実施をしているものでありますが、御家族からの相談にも経験豊富なスタッフが応じてみえます。また、月2回ではありますが、ハローワーク碧南において出張相談も実施をされてみえます。  なお、対象者は、先ほど基本的に49歳までとはしていますが、NPO法人のいまからにはひきこもり問題に経験豊富な支援員がみえますので、50歳を超えても対応するという具合に伺っています。  ひきこもりという問題の性質上、解決が困難なケースが多いのは事実、現状であります。まずは、市役所あるいは社会福祉協議会へ御相談をいただければ、その内容に応じてより専門的な相談先が必要な場合にはそういったところにつないでまいりますので、今後ともよろしくお願いをいたします。 277 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 278 ◆議長(新美交陽) 4番。 279 ◆4番(加藤厚雄) 本当に、今年、来年と、政策を考えると、後から考えれば一番自殺者が多い年で、また、一番若者も中高年もひきこもりの多分多かった年になるのではなかろうかと。そして、数年後にはオンラインの申請ができて、また違ったような形になるというような節目の年になっていこうかというふうに思います。  市の職員の方も、リモートしたくてもできない状況もありましたけれども、次の感染症とか第3波、第4波のときにはきちっとできるような体制づくりと、市民サービスの向上のためにしっかりと取り組んでほしいというのを申し上げまして、私の一般質問を終了いたします。 280 ◆議長(新美交陽) 以上で、加藤厚雄議員の一般質問を終わります。  これにて本日の一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 281 ◆議長(新美交陽) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  明日及び明後日は市の休日につき休会といたします。  再開は12月7日午前10時であります。  本日は、これにて散会いたします。                            (午後 2時 5分 散会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和2年12月4日                   碧南市議会                     議 長  新 美 交 陽                     議 員  大 竹 敦 子                     議 員  林 田   要 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...